「平成18年度 国民健康・栄養調査」からPart2
通称「メタボ健診」といわれる、「特定健診」が
始まりましたが、みなさんの結果はいかがだった
でしょうか?
今回は「平成18年度 国民健康・栄養調査」の
結果より、健診・人間ドック・医療機関での受診
状況についてお伝えします。
(1)健診・人間ドックでの受診状況
40歳以上において、過去1年間に健診や
人間ドックを受けたことがある人は、
男性約7割、女性約6割でした。
過去1年間に健診や人間ドックを受けたこと
がある人のうち、健診の結果、肥満や高血圧、
糖尿病などの指摘をうけたことのある人は、
男女ともに約6割でした。

そのうち40~74歳が受けた指摘の内容
として最も多かったものが、男女ともに
脂質異常(旧:高脂血症)で、男性約5割、
女性約6割でした。
(2) 医療機関の受診状況
40歳以上において、健診の結果、指摘を
受けたことがある人のうち、医療機関の受診を
すすめられた人は、男女ともに約6割でした。
そのうち最終的に医療機関に受診した人は男女
ともに約9割でした。
健診を受けましょう!
健診や人間ドックの未受診者に、異常の頻度が高く
なる傾向があるといわれています。
まずは、健診や人間ドックを受け、自分自身の健康
状態をチェックしましょう。
また、健診や人間ドックを定期的に受けている方も、
「人間ドックを受けたから安心」「検査結果に異常が
なかったから、健康でこれからも大丈夫」ということ
にはなりません。
大切なのは、検査結果も「一時の結果」にすぎないと
思い、結果をふまえ、その後の人生を健康的に過ごす
ために、食事や睡眠、飲酒・喫煙などといった様々な
生活習慣をどう改善していくか、意識を高く持ち続ける
ことです。

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