腸内環境をよくする!

今回は腸内環境~プロバイオティクスについて、
2回に分けてお伝えします。
 
腸から栄養を血液にとりこむとき、大腸が汚れて
いると毒素もいっしょに吸収され、血液が汚れます。
これがさまざまな不調や病気を起します。
 
大腸にはたくさんの細菌が存在します。
善玉菌と悪玉菌と呼ばれるものがあり、これらの菌の
バランスが腸内の環境を左右しています。
 
悪玉菌が繁殖すると、食べ物の腐敗が進み、
発がん物質などの有害物質が作られます。
また、これらの物質は免疫力の低下や腸からの
栄養吸収の低下を招きます。
 
ビフィズス菌などの善玉菌が増えるとお通じがよくなり、
栄養の吸収が高まります。
その結果、血液の質がよくなり、皮膚がきれいになります。
 
腸内の菌環境は、善玉菌が少し優位に立っている
状態が理想です。
普段から、腸内環境をよくする食品を積極的にとったり、
腸に刺激を与える運動をしたりすることが大切です。
 
<腸内環境を整える栄養素など>
    水分   ・・・ 水分は便をやわらかくします。
           腸の壁にこびりついている便を水分の
                       力で浮き上がらせます。

    食物繊維・・・ コレステロールや有害物質をすいとり、
           体外に排出します。
           水分を保持する力があるので、便を軟ら
                       かくします。

    乳酸菌    ・・・腸の活動を高めて食物の消化吸収を助け
                       ます。
            便を送り出す腸の運動を促します。
            抗菌、免疫増強、がん発生の抑制が期待
                       されています。