食物アレルギー
新年度を迎え、新しい環境となった子どもたちも多いことと思います。
今回は「食物アレルギー」についてお伝えします。
特定の食物をとることによって、アレルギー反応が起きて、じんましん・
かゆみ・咳・喘鳴・腹痛・嘔吐など、さまざまな症状が現れることをいい
ます。
かゆみ・咳・喘鳴・腹痛・嘔吐など、さまざまな症状が現れることをいい
ます。
引き起こすのは、多くの場合、動植物由来(卵、乳製品、小麦、大豆など)
のたんぱく質で「食物アレルゲン」と呼ばれています。
のたんぱく質で「食物アレルゲン」と呼ばれています。
<多い年齢と原因食品>
1歳未満の乳児の発症が圧倒的です。
食物アレルギーと診断されても、成長とともに消化能力や免疫機能が
高まることで、そのうち大部分の子どもは小学校入学までには食べられる
ようになります。
高まることで、そのうち大部分の子どもは小学校入学までには食べられる
ようになります。
乳幼児期の食物アレルギーの3大原因食品
順位
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0~3歳
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4~6歳
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7~19歳
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20歳以上
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1位
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鶏卵
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鶏卵
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甲殻類
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甲殻類
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2位
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乳製品
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乳製品
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鶏卵
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小麦
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3位
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小麦
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甲殻類
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そば
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果物類
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<どんな種類があるの?>
新生児期から成人期までさまざまな種類があります。
タイプとして多いのはアトピー性皮膚炎が悪化してくる「食物アレルギーの
関与する乳児アトピー性皮膚炎型」で、主に乳児期に発症します。
関与する乳児アトピー性皮膚炎型」で、主に乳児期に発症します。
また原因食品をとってから2時間以内に発症する「即時型」も多く、皮膚症状
やさまざまな症状を発症します。
やさまざまな症状を発症します。
食物アレルギーの分類
分類
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発症年齢
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頻度の高い食品
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新生児消化器症状
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新生児期
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牛乳(育児用粉乳)
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食物アレルギーの関与する
乳児アトピー性皮膚炎 ※1
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乳児期
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鶏卵、牛乳、小麦、大豆など
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じんましん、アナフィラキシーなど
即時型症状
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乳児期~成人期
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乳児~幼児/鶏卵、牛乳、小麦、そば、魚類など
学童~成人/甲殻類、魚類、小麦、果物類、そば、ピーナッツなど
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食物依存性運動誘発
アナフィラキシー ※2
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学童期~成人期
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小麦、エビ、イカなど
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口腔アレルギー症候群 ※3
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幼児期~成人期
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果物、野菜など
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※ 2 特定の食品と運動の組み合わせで、全身にショック症状を引き起こす即時型アレルギー。
※ 3 果物(キウイ、メロン、もも、など)や野菜が原因で起る口腔内のアレルギー。