高尿酸血症・痛風の人の食事~食事のとりかた~
今回は高尿酸血症・痛風がある人の食事のとりかたです。
①肥満の方はまず、減量をします。
尿酸が高くなる原因は代謝が悪いということもあります。
②プリン体の多い食品をとりすぎないようにしましょう。
肉・魚の内臓、甲殻類(えび・たこ・いか)、丸干しの干物、
大豆製品などはプリン体が多くなります。
しらす、めざしなど小魚類は内臓も一緒に摂ってしまいます
ので、気をつけましょう。
酒の肴は白身魚・チーズ・野菜・海藻類などがよいでしょう。
③たんぱく質はとりすぎないようにしましょう。
卵や牛乳・乳製品を除いて、たんぱく質食品にはプリン体が
多いのです。
普段おかずが多い、お酒のおつまみに焼き鳥や豆腐、
刺身がたくさん並ぶ、などといった食事のとりかたは改め
ましょう。
④アルコールは控えましょう。
特に日本酒・ビール・ワインはプリン体が多く含まれて
います。
ビールより焼酎というのはこのようなことから、言われて
いることです。
しかし、アルコールは肝臓で、尿酸を作るのを増加させて
しまいます。
またアルコールが分解されるときに作られる物質は、腎臓
から尿酸の排泄をさまたげます。
最近ではプリン体ゼロのビールなどもあります。
焼酎などは薄めて飲めるものなので、そういった意味でも
効果があるのでしょう。
アルコールはほどほどに、ということです。
⑤水分を十分にとりましょう。
尿量を増やして、尿酸の排泄を促しましょう。
⑥野菜を十分にとりましょう。
肉・魚が多く、野菜が不足していませんか。
肥満を避け、健康を維持するにはバランスのよい食事から
です。
痛風に限らず、さまざまな生活習慣病の予防につながり
ます。
またプリン体は水によく溶けます。
豚骨、鶏がらを使用したラーメンやスープ、肉を焼いた
あとの肉汁などはプリン体が多く含まれています。
飲んだあとに、締めでラーメンなどという方、いませんか?
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