エネルギーと三大栄養素
このブログでは、減量についてとりあげる機会が多いのですが、痩せすぎて
しまっている方の食事相談をすることももちろんあります。
しまっている方の食事相談をすることももちろんあります。
どちらの場合でも体重維持とエネルギーについて話しますが、栄養素と
エネルギーが結びつかない方もいらっしゃいます。
エネルギーが結びつかない方もいらっしゃいます。
最近ではゼリー飲料やバランスバー(ダイエットバー)タイプのもので、エネルギー
だけを簡単にとれるような宣伝の商品が多くあります。
基本をおさえて、誤解のないようにしたいものです。
だけを簡単にとれるような宣伝の商品が多くあります。
基本をおさえて、誤解のないようにしたいものです。
エネルギーは栄養素ではありませんが、私たちはエネルギーを補給して
生命活動をしています。
栄養素でいうと糖質、脂質、たんぱく質の3つの栄養素(三大栄養素)が
エネルギー源となります。
これらが呼吸によって肺から取り込まれた酸素と反応し、分解、エネルギーが
発生します。
生命活動をしています。
栄養素でいうと糖質、脂質、たんぱく質の3つの栄養素(三大栄養素)が
エネルギー源となります。
これらが呼吸によって肺から取り込まれた酸素と反応し、分解、エネルギーが
発生します。
食べ物の糖質、脂質、たんぱく質の量がわかれば、エネルギー換算係数を
使って、そのエネルギー量を計算できます。
使って、そのエネルギー量を計算できます。
エネルギー換算係数の1つ、アトウォーターの係数では、炭水化物(糖質)は
1gで4kcal、脂質は1gで9kcal、たんぱく質は1gで4kcalとなります。
1gで4kcal、脂質は1gで9kcal、たんぱく質は1gで4kcalとなります。
【エネルギーのとり方のルール】
アトウォーターの係数をみれば、脂質は最も効率のよいエネルギー源ですが、
エネルギーはただ需要を満たせばよいというものではありません。
エネルギーはただ需要を満たせばよいというものではありません。
これらの栄養素のエネルギーの比率が適切でないと健康を損ないます。
その比率をそれぞれの英語の頭文字をとってPFC比と呼びます。
(たんぱく質=P、脂質=F、炭水化物=C)
(たんぱく質=P、脂質=F、炭水化物=C)
たんぱく質(P)からのエネルギーが15%、脂質(F)からのエネルギーが25%、
炭水化物(C)からのエネルギーが60%前後がよいとされています。
炭水化物(C)からのエネルギーが60%前後がよいとされています。
※ 重量の比ではなく、エネルギーに換算しての比率になりますので、要注意。
例)必要量1日2000kcal・・・PFC比が15:25:60なら
たんぱく質75g、脂質55g、炭水化物300gを
1日に平均して配分し、食事をとると良い
ということになります。
例)必要量1日2000kcal・・・PFC比が15:25:60なら
たんぱく質75g、脂質55g、炭水化物300gを
1日に平均して配分し、食事をとると良い
ということになります。
最近の日本では脂質の割合が多くなってきています。
さまざまな食品をバランスよく組み合わせて、合計のエネルギー摂取量を考慮
していくとよいでしょう。
さまざまな食品をバランスよく組み合わせて、合計のエネルギー摂取量を考慮
していくとよいでしょう。
また、日本人が日常的に摂取する食品について成分値を収載しているのが
「食品成分表」です。
食糧の供給や自給に関する国家政策から、病院の給食管理、一般家庭の献立
作成まで色々な分野で利用されています。
原材料的食品から加工食品、調理食品まで1878品の成分値が載っています。
各食品の栄養素を確認したいときに利用できます。
「食品成分表」です。
食糧の供給や自給に関する国家政策から、病院の給食管理、一般家庭の献立
作成まで色々な分野で利用されています。
原材料的食品から加工食品、調理食品まで1878品の成分値が載っています。
各食品の栄養素を確認したいときに利用できます。
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