平成19年度「国民健康・栄養調査結果」~身体活動・生活習慣の状況について~

<身体活動の状況について>
(1)日常生活における歩数の平均値は、男性で7,321歩、
     女性で6,267歩となっており、 「健康日本21」の目標値
     である男性9,200歩、女性8,300歩に達していません
     でした。
 <睡眠・休養の状況について>
(1)1日の平均睡眠時間は、男女とも「6時間以上7時間未満」
      が最も多く、約4割でした。
     「睡眠による休養が充分にとれていない」と回答した者は、
     15歳~19歳で最も高く、男性で34.2%、女性で40.8%
      でした。
      また、20歳代~40歳代でも約3割でした。
(2)眠るために薬やお酒を使うことがある者の割合は約2割
     で増加しており、「健康日本21」の目標値である13%以下
     に達していませんでした。
(3)ストレスの状況は、「大いにある」、「多少ある」と回答した
     者は男女ともに20~40歳代で7割を超えていました。
  
  
  
 
<喫煙の状況について>
(1)現在習慣的に喫煙している者の割合は、男性では減少
     傾向にあるものの依然として約4割であり、女性は横ばいで
     約1割でした。
     特に、男女とも20歳代~40歳代で高く、男性で約5割、
     女性で約2割でした。
(2)現在習慣的に喫煙している者のうち、「たばこをやめたい」
     と回答した者の割合は増加傾向でした。
 
 
<食生活の状況について>
(1)朝食の欠食率を年次推移でみると、男女ともに高くなる
     傾向でした。
(2)野菜摂取量の平均値は290gであり、「健康日本21」の
     目標値である350gに達していませんでした。
     また、朝食をとっている者のうち、野菜を350g以上摂取
     している者は約3割、朝食をとっていない者で野菜を350g
     以上摂取している者は2割未満に留まりました。
(3)食塩摂取量の平均値は、男性で12.0g、女性で10.3g
      となっており、
      食塩摂取の目標量である男性10g未満、女性8g未満に
      達していませんでした。
  

禁煙についての意識は高まっているようですが、食生活や生活
活動については、際立った改善は
見られない状況です。
 
健康管理については、仕事・生活状況・意識レベルの影響など
により、個人差があります。

「階段を使う」「車を使わない」「寝る間際に食べない」「朝食をとる
習慣をつける」「毎
食野菜を食べる」「食卓に調味料を置かない」
など、毎日続けられる自分の目標を持ちましょう・・・