気をつけよう食中毒 ~家庭でできるポイントって?~
湿気も多く、蒸し暑い今日この頃。
皆さんは食品の取り扱いに気をつけていますか?
家庭での食中毒の発生は、けっこう多いのです。
平成19年度の食中毒発生件数(厚生労働省食中毒統計)
事件総数1289件!
(うち原因食品または食事が判明したものは936件)
発生場所で多いのは、
飲食店 582件、家庭 128件(全体の約10%)の順。
全体の患者数は33477人、死者7人
食中毒の種類
細菌による食中毒 :O-157やサルモネラなど
ウイルス性食中毒 :ノロウイルスなど
→全食中毒患者の約半数を占める!
化学性食中毒 :食品に洗剤などの混入
自然毒性食中毒 :毒きのこやフグなどの摂食
見た目ではわからないのが食中毒の怖いところです!
家庭で食中毒を起さないためには次のことに注意しましょう!
<家庭でできる食中毒予防の6つのポイント>
<ポイント1>食品の購入
新鮮な物、消費期限を確認して購入する
<ポイント2>家庭での保存
持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫で保存する
<ポイント3>下準備
手を洗う、きれいな調理器具を使う
<ポイント4>調理
手を洗う、十分に加熱する※
<ポイント5>食事
手を洗う、室温に長く放置しない
<ポイント6>残った食品
きれいな器具容器で保存する、再加熱する
※腸管出血性大腸菌やサルモネラ、腸炎ビブリオなどによる
細菌性食中毒の予防には、『75℃、1分以上』、
ノロウイルスによる食中毒の予防には、『85℃、1分以上』、
加熱をしましょう。