外食メニューは気をつけて選ばないと、野菜が不足したり、 
塩分をとりすぎたりします。
好きものだけ選んで食べていると、栄養のバンスが悪くなり
やすいのです。 
 
外食をするときに気をつけたいポイントは??       
<ポイント1>食品数の多い料理を選ぶ
●主食・主菜・副菜の3つの皿をそろえる。
1の皿   主食(ご飯など)・・・炭水化物源 
2の皿   主菜(肉・魚・大豆製品・卵など)・・・たんぱく質源  
3の皿   副菜(野菜など)・・・ビタミン・ミネラル源
主食・主菜・副菜のそろった定食類や、色々な素材が入って
いる料理を選ぶ。
    
テイクアウトでは3つの皿が入っているか、バランスを考えて
買う。 
例)  丼ものの一品には、主食・主菜はあるので、副菜の
    おひたしをつけてみる 
    
●野菜類、豆、豆製品、きのこ類、海草類、果物、乳・乳製品
  を意識 してとる。 
●とれないときは、他の食事で補うようにしましょう。   
たとえばほとんど炭水化物だけの、たんぱく質や野菜が不足
したメニューだったら・・・ 
(ざるそば、盛りうどん、おにぎりやパンだけなど)    
  例) 食後のコーヒーの代わりに →        
      牛乳・ヨーグルト・豆乳・野菜ジュース・スープなど
      にする。    
  例) 職場での昼食や休憩時間に→           
      ゆで卵 ・ 果物 ・ チーズを持参して補給する。 
                             
<ポイント2>カロリーを調節する 
●焼魚定食や刺身定食など油を使わない料理法のものを
  選ぶ。 
●揚げ物・炒め物は週2回程度にし、肉の脂身は残すよう
  にする。 
●「ご飯の量を少なくしてください」と注文する。
●ドレッシングをノンオイルのものにする。
  または、ドレッシングをかけないようにと注文する。 
                 
<ポイント3>塩分を控える
                     (1日の塩分:男性10g未満、女性8g未満です) 
●麺類のつゆは飲まない。 
●醤油や塩やソースは味をみてから、必要な時だけかける。 
●味噌汁のおかわりをしない。減塩食の方は、汁を残す。 
●つけものは全部食べない。
                            
<ポイント4>外食は1日1回にとどめる 
●外食(テイクアウト食品、インスタント食品中心の食事も
  含めて)は1日1回にとどめる。 
●他の2食は、手作り料理を食べる。          
   
また、外食をするとき、料理のエネルギーや食塩などの表示
を見たことがありますか? 
ご自身の1日分の適正摂取量を目安に、栄養成分表示を
見ながら、外食を上手に選びたいものです。