効果的で早道、そんなダイエットって?vol.6 最終回

          ~成功した方の例:6ヵ月後~


6ケ月後体重56.5kg

6ケ月後(最終回)

○いつもは1日7千歩くらい、週3日は1日1万歩、
歩いている。

○車にのらなくなり、歩く習慣がついた。

○便秘がなくなった。

○野菜を先に食べるようにして、主食は減った。 

   

<管理栄養士コメント>

6ケ月で6.3kgの減量に成功しました。 

 

減量への取り組みがすっかり定着し、すでに習慣化して

います。

野菜をたくさん食べることを心がけ、先に食べるように

なったので、減量だけではなく、便秘解消にもつながり

ました。    

 

生活習慣を変えるには6ヶ月はかかるといわれています。

楽してやせるダイエット法はありませんが、楽しみながら

生活習慣を変えることはできるのです。     

「あせらず、ゆっくりと生活の中に取り入れられること」、 

「続けられること」をやっていきましょう。 

                 

効果的で早道、そんなダイエットって?vol.5

         ~成功した方の例:5ヵ月後~

 

5ヵ月後体重57.5kg

5ヶ月後

○1日1万歩めざしている。

○間食もない。

    どうしても食べたいときは、あんこものを少し食べるくらい。

○お肉は2週間に1回くらいになった。

○卵はコレステロールの少ないもの。

    マーガリンも特定保健用食品のものを使用している。

○食事の順番は野菜を先にとっている。

○体脂肪率も減った。

○昔の服が着られるようになった。

 (女性にとっては、感動的なことですね・・・・!) 

   

<管理栄養士コメント>

―「トクホ」と「いわゆる健康食品」―

「特定保健用食品」と法律上の定義がされていない

「いわゆる健康食品」の市場規模は年間1兆円を超える

といわれています。

新聞やテレビなどで日々伝えられる健康情報は氾濫して

います。

自分にとって適切な食品は何かを判断するのは難しいもの。

情報を見極めながら、上手に利用していきたいものです。

   

 (特定保健用食品は1991年に栄養改善法(現在の健康増進法)

 に基づいて定められた制度です。

 厚生労働省に製品の有効性と安全性の科学的根拠が確認された

 ものが申請され、専門家により審査されて表示(トクホマーク)を

 許可されたものです。)

 

 

※健康食品をすすめているものではありません。 

   

―ストレス―

ダイエットを続けるためには精神的な部分も大切な要素に

なってきます。

ストレスを溜めないように、ストレス解消法を見つけることも

大切です。

ちょっとした楽しみをもちながら、多少食べ過ぎた日は大目に

見て、次の日は反省をこめて少し少なめに、など神経質に

ならずに取り組みましょう。

少しぐらい食べ過ぎても、次の日でとりかえすなど、平均的に

バランスがとれれば平気なのです。

  
「昔の服を着よう!旅行はこの服で!」など、また何か目標を

もって、取り組むと、楽しみながらダイエットできます。 

   

次回(6ヶ月後)までの目標(最終回)

○食事に関してはこのまま継続。

○歩数計をつけて1日1万歩めざす。

            

                  次回、最終回

効果的で早道、そんなダイエットって?vol.4

           ~成功した方の例:3ヶ月後~


3ヵ月後体重59.2kg

3ヶ月後

○歩数記録をして、歩数が少ないときは歩くようにした。

○体脂肪率がかわらない。

○お肉は食べたいときはヒレ肉にしている。    

    甘いものはほとんど食べたいと思わなくなった。

○野菜を食べるときはドレッシングなしになった。     

    

<管理栄養士コメント>

だんだんと生活のリズムもつかめてくる頃です。

これからの習慣として身につくチャンスなので、とにかく

続けることが大切です。   

また、記録をつけてみると自分の食事や活動量なども

振り返ってみることができます。

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そのことによって、自分自身が気づき、前向き

に取り組むこともできます。 

                           

次回(5ヶ月後)までの目標

○食事に関してはこのまま継続。

○歩数計をつけて1日1万歩めざす。

                                                                                 

                                       次回に続く

効果的で早道、そんなダイエットって?vol.3

          ~成功した方の例:2ヶ月後~


2ヶ月後体重60.4kg

2ヶ月後

○食事に関しては100%守っている。

    腹囲が減っていると思う。

○よくかむので、量は食べなくなり、無理なく続いている。

○甘いものも食べたいと思わなくなった。

○車にあまり乗らないようにしている。

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<管理栄養士コメント>

食事を減らしていくと、人の身体は不足するエネルギーを

補うため、蓄えられた脂肪をエネルギーにします。

それと同時に、エネルギー不足に対応して、「基礎代謝」

を減らしていこうとします。


基礎代謝とは・・・

人間の生命維持のために消費されるエネルギー

    

筋肉や内臓、骨などの量を減らして、「基礎代謝」を減ら

そうとしてしまいます。

食事を減らしても、消費エネルギーも減ってしまうので、

体脂肪は減らなくなります。

しかし、運動し、筋肉量を維持することで、「基礎代謝」の

減少を止めることができます。

ダイエットには必ず運動が必要なのです。

 

次回(3ヶ月後)までの目標

○食事に関してはこのまま継続。

○運動を増やしていく。歩数計をつけて歩数を記録する。

                                                   

                                         次回に続く

効果的で早道、そんなダイエットって?vol.2

           ~成功した方の例:1ヶ月後~

 
1ヶ月後体重61.0kg

1ヶ月後

○お肉はヒレ肉にして、頻度を減らした。

    魚の回数は多くして、外食時も青魚をとるようにした。

○よくかむようにしたら、満腹になってあまり食べたくなくなった。

○間食をやめた。

○量が減りすぎていて心配。

           

<管理栄養士コメント>

2週間で体重を2kg減らしたとのことで体重減少が早すぎる為

「昼食のたんぱく質不足を改善し、適正な食事量にすること」を

目標としました。   

安全な減量のペースは1ヶ月あたり1~2kg以内です。

食事の量を減らしすぎると必要な栄養素が不足しがちになり、

その栄養素の不足による病気にかかってしまうこともあります。

ダイエットをする場合、栄養バランスに気をつけることが大切

です。

   

 次回(2ヶ月後)までの目標

○昼食に、今摂れていない大豆製品や魚などたんぱく質源の

    ものをとりいれる。

○運動を生活の中でとりいれる

                                                                                 

                                  次回に続く

効果的で早道、そんなダイエットって?vol.1

           ~成功した方の例:スタート編~

ダイエットに効果的で早道な方法というのは、実はありません。

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太る原因となってきたこれまでの食事と運動習慣を見直し、

適正な「食事」と「運動」を生活の中に取り入れていくこと。

それがダイエットには一番効果的で早道です。

  

あきらめずに実行すると、必ず目標を達成することができます。

ごく当たり前で簡単なことなのですが、実際にやってみると

なかなかできません。

 

今回は、「食事」と「運動」を生活の中に上手に取り入れて、

ダイエットに成功した方の1例をご紹介します。

(ノンフィクションです!)

   

本来は、健康志向も高く、美容にも気を使う女性経営者Aさん。

しかし現実は・・・「仕事が忙しく、暴飲暴食をしているうちに、

すっかりメタボリックシンドロームになってしまった」とのことです。

いままでの食生活を反省されて、今回ダイエットに取り組むこと

になりました。

   

スタート時体重62.8kg

管理栄養士と一緒にたてた目標 

 

ダイエットスタート時の目標

○お肉は脂肪の少ないヒレ肉、魚は青魚をとる。

○ゆっくりかんで食べるようにする 。

                                       

<管理栄養士コメント>

摂取エネルギーを減らすために、食事の量を減らすことになり

ます。

                           次回に続く

外食はどのように選びますか???

外食メニューは気をつけて選ばないと、野菜が不足したり、

塩分をとりすぎたりします。

好きものだけ選んで食べていると、栄養のバンスが悪くなり

やすいのです。 

 

外食をするときに気をつけたいポイントは??       


<ポイント1>食品数の多い料理を選ぶ

●主食・主菜・副菜の3つの皿をそろえる。

1の皿   主食(ご飯など)・・・炭水化物源

2の皿   主菜(肉・魚・大豆製品・卵など)・・・たんぱく質源  

3の皿   副菜(野菜など)・・・ビタミン・ミネラル源

主食・主菜・副菜のそろった定食類や、色々な素材が入って

いる料理を選ぶ。

    

テイクアウトでは3つの皿が入っているか、バランスを考えて

買う。

例)  丼ものの一品には、主食・主菜はあるので、副菜の

    おひたしをつけてみる

    

●野菜類、豆、豆製品、きのこ類、海草類、果物、乳・乳製品

  を意識 してとる。

●とれないときは、他の食事で補うようにしましょう。   


たとえばほとんど炭水化物だけの、たんぱく質や野菜が不足

したメニューだったら・・・

(ざるそば、盛りうどん、おにぎりやパンだけなど)    

  例) 食後のコーヒーの代わりに →        

      牛乳・ヨーグルト・豆乳・野菜ジュース・スープなど

      にする。    

  例) 職場での昼食や休憩時間に→           

      ゆで卵 ・ 果物 ・ チーズを持参して補給する。 

                            

<ポイント2>カロリーを調節する

●焼魚定食や刺身定食など油を使わない料理法のものを

  選ぶ。

●揚げ物・炒め物は週2回程度にし、肉の脂身は残すよう

  にする。

●「ご飯の量を少なくしてください」と注文する。

●ドレッシングをノンオイルのものにする。

  または、ドレッシングをかけないようにと注文する。 

                

<ポイント3>塩分を控える

                     (1日の塩分:男性10g未満、女性8g未満です)

●麺類のつゆは飲まない。

●醤油や塩やソースは味をみてから、必要な時だけかける。 

●味噌汁のおかわりをしない。減塩食の方は、汁を残す。

●つけものは全部食べない。

                           

<ポイント4>外食は1日1回にとどめる

●外食(テイクアウト食品、インスタント食品中心の食事も

  含めて)は1日1回にとどめる。

●他の2食は、手作り料理を食べる。          

   

また、外食をするとき、料理のエネルギーや食塩などの表示

を見たことがありますか?

ご自身の1日分の適正摂取量を目安に、栄養成分表示を

見ながら、外食を上手に選びたいものです。